120 60 100 80 40 20 0
第35期 第36期 第37期 第39期 (予想) 第38期
売上高 ■
単位:億円
当連結会計年度における我が国経済は、景気は一部に弱さも みられるものの、企業の生産活動に持ち直しの動きがみられ、 企業収益は高水準で推移し、約25年ぶりとなる有効求人倍率の 高水準や約21年ぶりとなる完全失業率低水準など雇用・所得環 境の改善が続き、全体として緩やかな回復基調が続きました。
一方世界経済は、中国では景気は緩やかに減速していたもの の、各種政策効果もあり持ち直しの動きがみられ、米国では個 人消費や雇用者数の増加、生産に持ち直しの動きがみられるな ど景気は回復が続き、欧州では一部に弱い動きもみられるもの の、景気は緩やかに回復し、全体としては緩やかに回復いたしま した。
このような状況下、当社グループは国内外の設備投資動向に 沿った製品や多様化するお客さまのニーズに対応した製品を提供 すべく、積極的な営業活動を展開するとともに更なる技術開発、 新製品開発のスピードアップと短納期化及び徹底したコストダウ ンに努め、顧客満足度の向上を推進してまいりました。
代表的なものといたしまして、巻線機事業におきましては、車 載用モーター設備として生産性を更に向上させたブロアモーター 用高速巻線システム、ハイブリッド車に使用されるエンジン冷却 用ウォーターポンプモーターの全自動ラインシステムを開発、製 品化いたしました。また、送風機・住設関連事業におきましては、 新型軸流インナーファン、ラジアルファン用インナーモーター、新 型エレメントなど、品質向上やコスト削減等を企図した新製品開 発を進めております。
これらの結果、当連結会計年度における当社グループの営業 成績といたしましては、連結売上高は10,894百万円(前年同期 比5.6%増)となりました。また、利益面につきましては、生産 効率の向上等にグループをあげて積極的に取り組んだ結果、原 価低減が図られたことに加え、企業再生支援事業での利益244 百万円も加わり、営業利益は914百万円(前年同期比42.4%増)、 海外投資先からの受取配当金88百万円の計上などにより、経常 利益は983百万円(前年同期比37.0%増)、当社持分法適用関連 会社であったRSインベストメント株式会社の清算結了などに伴 う特別利益114百万円の計上などにより、親会社株主に帰属する
8 10 4 6 2 △2 9 15 6 12 3 0 0
経常利益 ■ / 親会社株主に帰属する当期純利益 ■ / 売上高経常利益率 ●
単位:億円 単位:%
第35期 第36期 第37期 第39期 (予想) 第38期
株主の皆さまへ
株主の皆さまにおかれましては、平素は当社 グループの事業に対して、格別のご高配を賜り、 厚く御礼申しあげます。
当社グループの第38期(平成28年度)営業の 概況ならびに決算のご報告を申しあげます。
今後とも、事業の一層の発展に向けて全力を 尽くしてまいる所存ですので、変わらぬご支援・ ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申しあげます。
平成29年3月
代表取締役社長 宮脇伸郎
1
や英国でのEU離脱問題に伴う不透明感の高まりなど、引き続き 不透明な状況が続くことが予想されます。
このような状況下、巻線機事業では、更なる電動化や世界的 な燃費・排ガス規制強化の流れを受けて、自動車業界の分野に 新たな巻線設備の需要が期待されております。また、送風機・住 設関連事業では、新型の軸流ファンや住宅用第一種換気装置等 の市場投入を予定するとともに、住宅換気装置拡販を目指した 営業体制の強化継続並びに鉄道車両空調用送風機の納入を本格 的に進めてまいります。また、グループ全体としてのシナジー効 果を更に発揮していくとともに、人材配置や投資の見直し並びに 技術開発を積極的に進めることで、営業体制の増強とともに新 製品開発力の向上及び製造コストの更なる低下に努め、業績向 上にグループ総力をあげて取り組んでまいります。
当社グループはこうした見通しを踏まえ、お客さまのニーズに 応えた新技術の開発及び新製品を提供すべく、社是である「開拓 の精神で顧客に奉仕する」を常に念頭に置き、徹底した品質向 上とコストダウン、短納期化に対処することで顧客満足度を向上 させるとともに、常に新しい市場を開拓していくことにより当社 グループの優位性を更に高める経営に邁進してまいります。
このような取り組みによって、通期の業績見通しは次のとおり 見込んでおります。なお、次期の当社の配当金は1株当たり普通 配当15円を予定しております。
当期純利益は771百万円(前年同期比124.0%増)となりました。 当連結会計年度のセグメントの業績を示すと、次のとおりであ ります。なお、「その他」の区分は報告セグメントに含まれない 事業セグメントであり、企業再生支援事業であります。
①巻線機事業
巻線機事業に関しては、自動車、家電製品向け設備や改 造・治具等が好調に推移し、売上高は6,730百万円(前年同 期比7.1%増)、原価率の低減が図れたことなどにより、セグ メント利益は987百万円(前年同期比7.9%増)となりました。 ②送風機・住設関連事業
送風機事業では、業務用エアカーテンの豊洲新市場向け納 入や、鉄道車両空調用送風機の納入開始など、様々な事業 展開を図ってまいりましたが、送風機全般で中国向け需要 の低迷が続き、品質向上やコスト削減等を企図した新製品 開発を進めたものの製品投入には至らず、住設関連事業に おいては、照明器具のLED切り替え需要が底堅いことや、 営業体制拡充による住宅換気装置売上の順調な伸びもある ものの全体を押し上げるには至らず、売上高は3,919百万円 (前年同期比2.3%減)、セグメント損失は30百万円(前年同
期は50百万円のセグメント損失)となりました。 ③その他
企業再生支援事業により、売上高は245百万円(前年同期 比1,024.8%増)、セグメント利益は244百万円(前年同期比 1,203.0%増)となりました。
次連結会計年度の見通し
今後の見通しにつきましては、我が国経済は雇用・所得環境 の改善が続くなかで、各種政策の効果もあり、企業収益の改善 等を背景とした設備投資の増加、生産や輸出の増加など、全体 として緩やかに回復していくことが期待されております。また、 世界経済においても、引き続き緩やかな回復が続くことが期待 されておりますが、米国の今後の政策動向や金融政策正常化の 影響、中国の不動産価格や過剰債務問題を含む金融市場の動向 に伴う景気の下振れリスク、欧州の政策に関する不確実性の影響
140 120 100 60 80 40 20 0
第35期 第36期 第37期 第38期 純資産 ■ / 総資産 ■
単位:億円
150 120 90 60 △30 30 0
第35期 第36期 第37期 第39期 (予想) 第38期
1 株当たり当期純利益 ■
単位:円
連結予想
売上高 11,300百万円 (前年同期比 3.7%増) 営業利益 700百万円 (前年同期比 23.4%減) 経常利益 750百万円 (前年同期比 23.7%減) 親会社株主
に帰属する
当期純利益 500百万円 (前年同期比 35.2%減) ※ 次連結会計年度の見通しは、現時点で得られた情報に基づいて算定しております。従って、実際の
連結貸借対照表
前連結会計年度
平成27年12月31日現在 平成28年12月31日現在当連結会計年度 増減額
資産の部
流動資産 8,294,046 9,484,988 1,190,942
固定資産 4,086,478 3,928,129 △158,349
資産合計 12,380,525 13,413,118 1,032,592 負債の部
流動負債 3,148,516 3,605,670 457,154
固定負債 454,332 461,272 6,939
負債合計 3,602,848 4,066,942 464,094
純資産の部
株主資本 8,278,380 9,488,753 1,210,372
その他の包括利益累計額 12,928 △142,577 △155,506
非支配株主持分 486,367 - △486,367
純資産合計 8,777,676 9,346,175 568,498
負債純資産合計 12,380,525 13,413,118 1,032,592
(単位:千円)
■ 会社の概要 ■ 取締役・監査役 (平成29年3月30日現在)
商 号 株式会社小田原エンジニアリング
本 社 所 在 地 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1577番地 資 本 金 12億5,081万円
設 立 昭和54年10月15日
従 業 員 数 154名
取 締 役 会 長
津 川 高 行
代 表 取 締 役 社 長宮 脇 伸 郎
常 務 取 締 役保 科 雅 彦
取 締 役湯 山 信 介
取 締 役平 野 雅 敏
取 締 役石 塚 立 身
取 締 役田 尾 啓 一
常 勤 監 査 役山 上 大 介
監 査 役石 原 修
監 査 役津 川 晃 弘
監 査 役田 中 耕一郎
連結財務諸表(要約)
株式の状況及び会社の概要
(平成28年12月31日現在)3
資産の部
現金及び預金が1,247百万円、仕掛品が953 百万円それぞれ増加し、商品及び製品が575 百万円、営業投資有価証券が164百万円それぞ れ減少いたしました。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比 べて8.3%増加し、13,413百万円となりました。
負債の部
支払手形及び買掛金が949百万円、未払法人税 等が101百万円それぞれ増加し、短期借入金が 270百万円、前受金が362百万円それぞれ減少 いたしました。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比 べ12.9%増加し、4,066百万円となりました。
純資産の部
連結損益計算書
(単位:千円) 前連結会計年度 当連結会計年度増減額 自平成27年1 月1 日
至平成27年12月31日 自平成28年1 月1 日至平成28年12月31日
売上高 10,319,133 10,894,919 575,786
売上原価 7,925,191 8,122,400 197,209
売上総利益 2,393,941 2,772,518 378,576
販売費及び一般管理費 1,751,684 1,858,137 106,453
営業利益 642,257 914,381 272,123
営業外収益合計 106,156 137,550 31,393
営業外費用合計 30,573 68,767 38,193
経常利益 717,840 983,164 265,323
特別利益合計 83,234 114,970 31,735
特別損失合計 253,686 29,891 △223,795
税金等調整前当期純利益 547,387 1,068,242 520,854
法人税、住民税及び事業税 145,641 244,113 98,471
法人税等調整額 99,522 △3,928 △103,450
非支配株主に帰属する当期純利益又は
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △41,993 56,959 98,952
親会社株主に帰属する当期純利益 344,216 771,097 426,881
■ 大株主
■ 株式の状況
株 主 名 持株数 持株比率 津川高行 1,664,164株 28.46% 公益財団法人津川モーター研究財団 400,000株 6.84% 株式会社横浜銀行 280,800株 4.80% 津川晃弘 220,400株 3.77% 西村正明 216,772株 3.71% 津川善夫 177,980株 3.04% 小田原エンジニアリング従業員持株会 156,719株 2.68% 株式会社小田原機器 151,200株 2.59% SIXSISLTD. 107,500株 1.84% 株式会社オアサムヒーロー 60,192株 1.03% 有限会社ジュニー 60,192株 1.03% 有限会社ティーケーモッズ 60,192株 1.03%
(注) 1. 当社は自己株式544,824株を保有しておりますが、上記大株主から除いております。 2. 持株比率は、自己株式544,824株を控除して計算しております。
発行可能株式総数 15,757,600株
発行済株式の総数 (うち、自己株式544,824株)6,392,736株
単元株式数 100株
株主数 1,794名
経常利益
生産効率の向上等にグループをあげて積極的に 取り組んだ結果、原価率の低減が図られたこと などにより経常利益は983百万円(前年同期比 37.0%増)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益
当社持分法適用関連会社であったRSインベス トメント株式会社の清算結了などに伴う特別利 益114百万円の計上などにより、親会社株主に 帰属する当期純利益は771百万円(前年同期比 124.0%増)となり、1株当たり当期純利益は 137円15銭となりました。
売上高
巻線機事業におきましては、車載用モーター設 備として生産性を更に向上させたブロアモー ター用高速巻線システム、ハイブリッド車に使 用されるエンジン冷却用ウォーターポンプモー ターの全自動ラインシステムを開発、製品化い たしました。また、送風機・住設関連事業にお きましては、新型軸流インナーファン、ラジア ルファン用インナーモーター、新型エレメント など、品質向上やコスト削減等を企図した新製 品開発を進めております。
株 主 メ モ
事 業 年 度 1月1日~12月31日
期 末 配 当 金 受 領 株 主 確 定 日 12月31日
中 間 配 当 金 受 領 株 主 確 定 日 中間配当を実施する時の株主確定日は6月30日
定 時 株 主 総 会 毎年3月
株 主 名 簿 管 理 人
特 別 口 座 の 口 座 管 理 機 関 三菱UFJ信託銀行株式会社
同 連 絡 先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 電話 0120-232-711(通話料無料)
上 場 証 券 取 引 所 東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード)
公 告 方 法 電子公告とする。ただし、事故その他のやむを得ない事由によって電子公告
による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行う。 公告掲載URL http://www.odawara-eng.co.jp